audibleとaudiobook.jpの比較で、どちらが良いか迷っていませんか?
オーディオブックサービス選びでは、料金はもちろん、小説のラインナップや買い切りプランの有無、それぞれの欠点までしっかり把握したいものです。
この記事では、あなたにおすすめのサービスが見つかるよう、無料体験やお得なキャンペーン情報も含めて、二大サービスを徹底的に解説します。
- 両サービスの料金プランとコストパフォーマンスの違い
- 小説やビジネス書など主要ジャンルの作品ラインナップの特徴
- アプリの機能性や実際の使い勝手
- あなたの使い方に合ったサービスの選び方
audibleとaudiobook.jpの比較【料金・作品数】

- 料金プランはどちらが良い?
- 小説のラインナップをチェック
- 買い切りプランの有無と料金
- それぞれのサービスが持つ欠点
- アプリの機能と使いやすさ
料金プランはどちらが良い?
料金プランでどちらが良いかを判断するなら、結論としてコストパフォーマンスを最優先するならaudiobook.jp、聴き放題対象作品の豊富さを求めるならAudibleがおすすめです。
audiobook.jpの最大の魅力は、料金の安さにあります。特に「聴き放題プラン」の年割プランは、年間9,990円(税込)で、月額に換算すると約833円という非常に手頃な価格で利用できます。月額プランでも1,330円(税込)であり、Audibleの基本プランより安価です。このように、少しでも費用を抑えてオーディオブックを楽しみたい方には最適な選択肢と言えるでしょう。
一方、Audibleの月額料金は1,500円(税込)とaudiobook.jpより高めですが、その価格に見合うだけの圧倒的なコンテンツ量が魅力です。聴き放題対象作品は数十万冊以上とされ、ジャンルも小説、ビジネス書、洋書、オリジナルコンテンツまで幅広く網羅しています。様々なジャンルの本を心ゆくまで楽しみたい方にとっては、Audibleの料金は十分に価値のある投資となります。
利用頻度や聴きたいジャンルによって最適なプランは異なるため、下の表で各プランの詳細を比較し、ご自身のスタイルに合ったサービスを見つけてください。
プラン比較表
サービス | プラン名 | 料金(税込) | 主な特徴 |
---|---|---|---|
Audible | プレミアムプラン(聴き放題) | 月額1,500円 | 数十万以上の作品が聴き放題。オリジナルポッドキャストも多数。 |
スタンダードプラン | 月額880円 | 全タイトルから毎月好きな作品を1冊選べる。 | |
audiobook.jp | 聴き放題プラン | 月額1,330円 / 年額9,990円(月換算833円) | 1万5千冊以上の作品が聴き放題。ビジネス書が豊富。 |
チケットプラン | 月額1,500円~ | 毎月付与されるチケットで好きな作品と交換。交換した作品は退会後も聴ける。 | |
月額会員プラン | 月額550円~ | ポイントを定期購入し、好きな作品をお得に単品購入できる。 |
小説のラインナップをチェック

小説のラインナップを重視する場合、Audibleに大きな強みがあります。AudibleはAmazonの強力なプラットフォームを背景に、話題の新作やベストセラー、本屋大賞受賞作などが、いち早く聴き放題の対象になる傾向があります。
例えば、近年話題となった『成瀬は天下を取りにいく』や、人気作家である村上春樹氏、東野圭吾氏の作品など、多くの著名な小説が配信されています。中にはAudibleでしか聴けない独占配信タイトルも存在し、小説ファンにとっては見逃せないラインナップです。有名俳優がナレーターを務める作品も多く、本の世界をより深く楽しむことができるのも魅力の一つです。
一方で、audiobook.jpも小説カテゴリの充実に力を入れていますが、現状ではビジネス書や自己啓発書のラインナップに比べると見劣りする点も否めません。もちろん、人気の小説や古典文学なども揃っていますが、「最新の話題作をすぐに聴きたい」というニーズには、Audibleの方が応えやすいでしょう。小説を聴くことを主な目的とするならば、まずAudibleの品揃えを確認してみることをおすすめします。
買い切りプランの有無と料金
オーディオブックを聴き放題ではなく、好きな作品だけを購入して手元に残しておきたい「買い切り」を希望する場合、audiobook.jpの方が柔軟かつ経済的な選択肢を提供しています。
audiobook.jpでは、単品購入の価格がAudibleに比べて安価に設定されていることが多いです。さらに、「チケットプラン」や「月額会員プラン」を利用することで、通常価格よりもお得に作品を購入できます。特にチケットプランは、毎月付与されるチケット1枚で価格に関わらず好きな作品1冊と交換できるため、高価な書籍ほどお得感が増す仕組みです。セールも頻繁に開催されており、タイミングが合えば気になる作品をさらに安く手に入れるチャンスがあります。
対するAudibleも単品購入は可能で、会員であれば通常価格の30%OFFで購入できる特典があります。しかし、元の価格設定がaudiobook.jpより高めな場合が多く、割引を適用してもaudiobook.jpの方が安くなるケースが少なくありません。以前はコイン制で実質的な買い切りに近い形でしたが、現在は聴き放題がメインのサービスとなっています。
以下の表で、人気書籍の単品購入価格を比較してみましょう。
単品購入価格の比較例
書籍タイトル | Audible 会員価格(税込) | audiobook.jp 通常価格(税込) |
---|---|---|
嫌われる勇気 | 2,100円 | 1,650円 |
DIE WITH ZERO | 2,100円 | 1,309円 |
頭のいい人が話す前に考えていること | 1,750円 | 1,650円 |
このように、お気に入りの作品を何度も繰り返し聴きたい方や、ライブラリを自分の所有物として構築したい方には、audiobook.jpの買い切りプランが非常に魅力的です。
それぞれのサービスが持つ欠点

Audibleとaudiobook.jpはどちらも優れたサービスですが、それぞれに欠点や不得意な点が存在します。どちらのサービスを選ぶか決める前に、これらの点を理解しておくことが重要です。
Audibleの欠点
Audibleの主な欠点は、料金設定にあります。月額1,500円という価格は、他のサブスクリプションサービスと比較してやや高額に感じるかもしれません。また、単品購入の価格もaudiobook.jpに比べて割高な傾向があり、聴き放題の対象外となっている作品を聴きたい場合には、追加の出費がかさむ可能性があります。豊富なラインナップという大きなメリットの裏返しとして、コスト面での負担がデメリットとなり得ます。
audiobook.jpの欠点
一方、audiobook.jpの欠点は、コンテンツの量とジャンルの幅にあります。聴き放題の対象作品数は1万5千冊以上と十分な数ですが、数十万冊以上を誇るAudibleと比較すると見劣りします。特に、小説やエンターテイメント系の最新作、洋書のラインナップはAudibleに及ばないのが現状です。また、アプリ内にユーザーレビュー機能がないため、他の利用者の感想を参考にして作品を選ぶことができず、不便に感じる方もいるでしょう。
結局のところ、どちらの欠点が自分にとって許容範囲内であるかは、何を最も重視するかによって変わってきます。コストを最優先するのか、それともコンテンツの量を重視するのか、ご自身の利用スタイルと照らし合わせて判断することが大切です。
アプリの機能と使いやすさ
アプリの機能や使いやすさについては、Audibleとaudiobook.jpのどちらも基本的な再生機能を十分に備えており、快適なリスニング体験が可能です。しかし、細かな機能に目を向けると、いくつかの違いが見られます。
結論から言うと、機能の豊富さではAudibleが一歩リードしています。Audibleアプリの大きな特徴は、ユーザーレビュー機能が搭載されている点です。作品を選ぶ際に他のリスナーの評価や感想を参考にできるため、自分に合った本を見つけやすくなっています。また、気になった箇所を保存・共有できる「クリップ機能」や、Amazonのスマートスピーカーと連携する「Alexa連携」など、便利な独自機能も充実しています。
対するaudiobook.jpのアプリも、シンプルで直感的に操作できる点が魅力です。特に再生速度の調整範囲は0.5倍から4.0倍までとAudible(最大3.5倍)よりも広く、より高速で情報をインプットしたいユーザーのニーズに応えています。ただし、前述の通りレビュー機能がない点は、コンテンツ選びにおいてデメリットと感じる可能性があります。
どちらのアプリもオフライン再生やスリープタイマー、ドライブモードといった基本的な機能は網羅しているため、日常的な利用で大きな不満を感じることは少ないでしょう。最終的には、レビュー機能のような付加価値を重視するか、より広い倍速設定を求めるかといった、個人の好みで評価が分かれる部分と言えます。
主要機能比較表
機能 | Audible | audiobook.jp |
---|---|---|
再生速度 | 0.5倍~3.5倍 | 0.5倍~4.0倍 |
スリープタイマー | ◯ | ◯ |
ドライブモード | ◯ | ◯ |
オフライン再生 | ◯ | ◯ |
ユーザーレビュー | ◯ | ✕ |
Alexa連携 | ◯ | ✕ |
audibleとaudiobook.jpの比較【選び方ガイド】

- こんな人におすすめなのはどっち?
- ナレーター陣の違いで選ぶ
- 無料体験期間と登録方法
- お得なキャンペーン情報まとめ
- audible audiobook.jp 比較の最終結論
こんな人におすすめなのはどっち?
ここまで料金や作品数、機能などを比較してきましたが、最終的にどちらを選ぶべきかは、あなたのライフスタイルや読書の目的に大きく左右されます。ここでは、どのような人にどちらのサービスがおすすめかを具体的にまとめました。
Audibleがおすすめな人
Audibleは、コンテンツの質と量を最優先する方におすすめです。以下のような方は、Audibleで満足できる可能性が高いでしょう。
- 小説、エンターテイメント、洋書など、ジャンルを問わず様々な本を楽しみたい方
- 本屋大賞受賞作や話題のベストセラーをいち早く聴きたい方
- 豪華な俳優や人気声優によるナレーションに魅力を感じる方
- 他のユーザーのレビューを参考にしながら、じっくりと聴く本を選びたい方
月額料金はやや高めですが、それに見合うだけの豊富なラインナップと高品質な体験を提供してくれます。
audiobook.jpがおすすめな人
audiobook.jpは、実用性とコストパフォーマンスを重視する方におすすめです。以下のような方にぴったりのサービスです。
- 月々の費用をできるだけ抑えてオーディオブックを始めたい方
- 通勤時間などを活用し、ビジネス書や自己啓発書で効率的に学びたい方
特定のジャンルに目的を絞って利用する場合、audiobook.jpは非常に経済的で満足度の高い選択肢となります。
ナレーター陣の違いで選ぶ

オーディオブックの魅力を大きく左右するのが、朗読を担当するナレーターの存在です。作品への没入感は、ナレーターの声質や表現力によって全く異なるものになります。この点において、Audibleとaudiobook.jpはそれぞれ異なるアプローチを見せています。
Audibleは、ナレーターに有名俳優や人気声優を積極的に起用することで知られています。例えば、話題の小説では杏さんや高橋一生さん、松坂桃李さんといった著名な俳優が朗読を担当することがあり、まるで映画やドラマを観ているかのようなリッチな体験ができます。また、アニメ化されたライトノベルでは、原作と同じ声優が担当するケースもあり、ファンにとってはたまらない付加価値となっています。このような「スター性」のあるキャスティングは、Audibleの大きな魅力の一つです。
一方、audiobook.jpもプロのナレーターや声優による質の高い朗読を提供していますが、Audibleほど有名俳優を前面に押し出すことは少ない印象です。その代わり、聴きやすさや正確な伝達力に定評のある、実力派のナレーターが数多く活躍しています。ビジネス書など、情報を正確にインプットしたい場合には、落ち着いたプロのナレーションが適していると感じる方も多いでしょう。
どちらが良いかは個人の好みが大きい部分ですが、好きな俳優や声優がいる場合はAudibleを、純粋に聴きやすいプロの朗読を求める場合はどちらのサービスでも満足できると言えます。
無料体験期間と登録方法
Audibleとaudiobook.jpのどちらを選ぶか迷っている場合、最も確実な方法は両方の無料体験を試してみることです。どちらのサービスも、初めて利用する方向けに無料のお試し期間を設けており、期間内に解約すれば料金は一切かかりません。
Audibleの無料体験
Audibleは、通常30日間の無料体験を提供しています。この期間中は、数十万冊以上の聴き放題対象作品を自由に楽しむことができます。さらに、プライム感謝祭などのタイミングで、無料期間が2ヶ月に延長されるといった特別なキャンペーンが実施されることもあります。登録はAmazonアカウントがあれば非常に簡単で、公式サイトから数ステップで完了します。
audiobook.jpの無料体験
audiobook.jpの無料体験は、通常14日間です。Audibleよりは短いですが、サービスの使い勝手やコンテンツのラインナップを確認するには十分な期間と言えるでしょう。また、特定のウェブサイトやキャンペーン経由で申し込むと、無料期間が30日間に延長される特典が用意されていることもあります。登録手続きも公式サイトからメールアドレスなどを入力するだけで手軽に行えます。
実際にアプリを操作してみたり、聴きたいと思っていた本がラインナップにあるかを確認したりすることで、カタログスペックだけでは分からない自分との相性が見えてきます。リスクなく始められるこの機会をぜひ活用して、最適なサービスを選んでください。
お得なキャンペーン情報まとめ

Audibleとaudiobook.jpは、新規ユーザーや再登録ユーザーを対象に、定期的にお得なキャンペーンを実施しています。これらのキャンペーンを活用することで、通常よりもさらに経済的にオーディオブックを始めることができます。
Audibleのキャンペーン
Audibleでは、新規登録者向けのキャンペーンが頻繁に開催されています。最も一般的なのは、通常30日間の無料体験が2ヶ月や3ヶ月に延長されるというものです。これにより、より長期間じっくりとサービスを試すことが可能になります。また、一度解約したユーザー向けに、数ヶ月間の月額料金が割引になる「リトライキャンペーン」が不定期で案内されることもあります。これらのキャンペーンは、Amazonのセールイベント(プライムデーなど)と連動して行われることが多いです。
audiobook.jpのキャンペーン
audiobook.jpも、様々な魅力的なキャンペーンを展開しています。無料体験期間が通常14日間から30日間に延長されるキャンペーンは比較的よく見られます。過去には、「2ヶ月99円」で聴き放題プランを利用できるといった大幅な割引キャンペーンや、年割プランへの申し込みでBluetoothイヤホンがプレゼントされるといったユニークな企画も実施されました。これらの情報は公式サイトやメールマガジンで告知されるため、見逃さないようにチェックしておくと良いでしょう。
これらのキャンペーンは期間限定であることがほとんどです。サービスへの登録を検討している際は、まず公式サイトで現在実施中のキャンペーンがないかを確認することをおすすめします。
audible audiobook.jp 比較の最終結論
これまで様々な角度からAudibleとaudiobook.jpを比較してきましたが、最後にこの記事の要点をまとめます。どちらのサービスを選ぶべきか、最終判断の参考にしてください。
- オーディオブック選びの二大サービスはAudibleとaudiobook.jp
- コストパフォーマンスを最優先するならaudiobook.jpが優位
- audiobook.jpの年割プランは月換算約833円と非常に安い
- 聴き放題の作品数を重視するならAudibleが圧倒的
- Audibleは数十万冊以上が聴き放題の対象
- 小説やエンタメ系の最新作を聴きたいならAudibleがおすすめ
- ビジネス書や自己啓発書が目的ならaudiobook.jpが充実
- 買い切り(単品購入)はaudiobook.jpの方が安価で柔軟なプランがある
- Audibleの欠点は月額料金がやや高いこと
- audiobook.jpの欠点は作品数が少なくレビュー機能がないこと
- アプリの基本機能は両者とも充実しているがAudibleの方が多機能
- ナレーターはAudibleが有名俳優の起用で豪華な印象
- どちらのサービスも無料体験期間があり気軽に試せる
- キャンペーンを利用すればさらにお得に始められる
- 結論として、どちらか一方が絶対的に優れているわけではない
- 自分の読書スタイルや目的に合わせて選ぶことが最も重要
- 迷ったら、まずは両方の無料体験を試してみるのが最善の選択