「Audibleに登録したのに、聴きたかった本が聴き放題ではなかった…」そんな経験はありませんか。
月額料金で多くの本が楽しめるAudibleですが、実はすべてのタイトルが聴き放題ではないという事実があります。聴き放題対象外とは何か、そしてなぜ一部の作品は聴き放題にならないのか、疑問に思う方もいるでしょう。
この記事では、対象作品の見分け方から、突然聴き放題が終了してしまう理由まで、Audibleの仕組みを分かりやすく解説します。
また、聴き放題対象外の作品が多いと感じる方のために、お得な買い方についても詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- 聴き放題対象と対象外の違いがわかる
- 対象外作品の見分け方と検索方法
- 対象外作品をお得に購入する方法
- Audibleを最大限に活用するヒント
audibleが聴き放題ではないという噂の真相

- Audibleは全部聴き放題ですか?
- 聴き放題対象外とは何かを解説
- 聴き放題にならないのはなぜですか?
- 簡単な聴き放題対象の見分け方
- 突然、聴き放題が終了するケース
- 聴き放題対象外は多いと感じる?
Audibleは全部聴き放題ですか?
結論から言うと、Audibleのすべてのタイトルが聴き放題というわけではありません。Audibleのサービスには、「聴き放題対象作品」と「聴き放題対象外作品」の2種類が存在します。
月額プランに登録することで、約20万点以上のオーディオブックやポッドキャストを追加料金なしで楽しむことができます。これらが「聴き放題対象作品」です。一方で、ベストセラーの新刊や一部の専門書などは「聴き放題対象外作品」として扱われ、聴くためには別途単品で購入する必要があります。
このように、Audibleは完全な聴き放題サービスではなく、定額で楽しめる作品と、個別に購入が必要な作品が混在するハイブリッド型のサービスだと理解しておくと良いでしょう。
聴き放題対象外とは何かを解説

聴き放題対象外とは、Audibleの月額会員であっても、プラン料金とは別に購入手続きをしないと聴くことができないタイトルのことです。これらの作品は、聴き放題のラインナップには含まれておらず、個別の価格が設定されています。
例えば、世間で話題のビジネス書や、発売されたばかりの新作小説などが、聴き放題対象外になっているケースが多く見られます。聴き放題対象外の作品を購入した場合、その作品は自分のものになります。そのため、もし将来的にAudibleを解約したとしても、一度購入したタイトルはライブラリに残り、いつでも聴き返すことが可能です。
これは、退会すると聴けなくなってしまう聴き放題対象作品との大きな違いと言えます。
聴き放題にならないのはなぜですか?
すべてのオーディオブックが聴き放題の対象にならない主な理由は、出版社や著者といった権利者との契約内容にあります。オーディオブックを配信するためには、Audibleが各権利元から許諾を得る必要があります。
その際、権利者側の意向として「定額の聴き放題サービスには含めず、単品販売のみで提供したい」と希望するケースがあります。特に、注目度の高い新刊や専門性の高い書籍は、単品で購入してもらい、一冊ごとの価値に見合った収益を確保したいという戦略が背景にあることが多いです。
そのため、すべての作品を一律で聴き放題にすることは難しく、タイトルごとに提供形態が異なっているのが現状です。ただし、発売から一定期間が経過した後に、聴き放題の対象に加わる作品もあります。
簡単な聴き放題対象の見分け方

聴き放題の対象作品か、それとも対象外かを見分けるのは非常に簡単です。Audibleでは、ユーザーが誤って購入することがないよう、対象外の作品には明確な目印が付けられています。
具体的には、聴き放題対象外のタイトルの近くには、「聴き放題対象外」というタグが表示されます。このタグは、AudibleのアプリやPCサイトの検索結果一覧、そして各作品の詳細ページなど、複数の場所で確認することができます。
逆に、このタグが表示されていないタイトルは、聴き放題の対象作品ですので、ライブラリに自由に追加して楽しむことが可能です。作品を選ぶ際には、この「聴き放題対象外」タグの有無を確認する習慣をつけると、間違えることがなくなるでしょう。
各プラットフォームでの確認方法
Audibleアプリの場合:
アプリで作品を検索すると、対象外の作品にはタイトル付近に「聴き放題対象外」と明記されています。詳細ページを開いても、購入ボタンの上に同じタグが表示されます。
PC・モバイルサイトの場合:
公式サイトで作品を検索した場合も同様です。検索結果の一覧と、作品詳細ページの両方で「聴き放題対象外」のタグを確認できます。
突然、聴き放題が終了するケース
Audibleを利用していると、以前は聴き放題だったはずの作品が、ある日突然聴けなくなることがあります。これは、作品とAudibleとの間の配信契約が期間満了で更新されなかったり、契約内容が変更されたりするために起こる現象です。
出版社や著者の意向により、聴き放題での提供を終了し、単品購入のみに切り替わる場合があります。この場合、たとえ自分のライブラリにその作品を追加していたとしても、聴き放題の対象から外れた時点で再生できなくなります。
もし、お気に入りの作品や何度も聴き返したい本がある場合は、聴き放題で提供されている間に単品で購入しておくのも一つの方法です。前述の通り、単品購入したタイトルは自分の資産となるため、配信契約の変更に影響されることなく、永続的に聴き続けることができます。
聴き放題対象外は多いと感じる?

Audibleの全ラインナップを見ると、聴き放題対象外の作品数が多く感じられるかもしれません。しかし、これはサービスが提供する作品の全体像を見た場合の話であり、特に日本語のコンテンツに絞って見ると、印象は大きく変わります。
Audibleは世界中で展開されているサービスのため、配信されているオーディオブックには多数の洋書が含まれています。その全体数で見ると、単品購入のみの作品も多く存在します。
一方で、日本のユーザーが主に利用する日本語のオーディオブックに限れば、実はそのほとんどが聴き放題の対象となっています。具体的なデータを見ると、日本語作品の約95%以上が聴き放題で楽しめるという情報もあります。
そのため、「聴きたい日本語の本がほとんど対象外だった」ということは少ないでしょう。
カテゴリ | 聴き放題対象 | 聴き放題対象外 |
---|---|---|
全作品(洋書含む) | 約20万点以上 | 約28万点 |
日本語作品 | 約1.7万点 | 約0.1万点 |
※作品数はおおよその目安です。
audibleの聴き放題ではない作品の活用術
- 聴き放題で聴ける作品は少ない?
- 聴き放題対象外のお得な買い方
- 聴き放題対象のおすすめジャンル
- audible 聴き放題ではない仕組みを理解しよう
聴き放題で聴ける作品は少ない?
いいえ、聴き放題で聴ける作品が少ないということは決してありません。むしろ、Audibleの聴き放題対象作品の数は、国内の他のオーディオブックサービスと比較しても圧倒的に豊富です。
2025年時点の情報では、約20万点以上のオーディオブックやポッドキャストが聴き放題の対象となっています。これは、例えば国内大手の「audiobook.jp」の聴き放題対象作品数(約1万5,000点以上)と比較すると10倍以上の規模です。
毎年話題になる本屋大賞の受賞作やノミネート作品、ドラマ化された人気小説、不朽の名作まで、非常に幅広いラインナップが揃っています。そのため、聴き放題対象の作品だけでも、聴きたい本が見つからずに困るということはほとんどないでしょう。
聴き放題対象外のお得な買い方

聴き放題対象外の作品を聴きたい場合、最もお得に購入する方法は「会員割引」を活用することです。Audibleの月額会員には、聴き放題サービスを利用できる権利に加えて、単品購入の際に使える特典が付与されています。
具体的には、聴き放題対象外のすべてのタイトルを、表示されている非会員価格から常に30%割引で購入することが可能です。例えば、定価3,000円のオーディオブックであれば、会員は2,100円で購入できます。この会員割引は、30日間の無料体験期間中であっても適用されます。
そのため、「この一冊だけどうしても聴きたい」という作品がある場合は、無料体験に登録してから購入する方が断然お得になります。まずは無料体験を試してみて、その期間中に気になる対象外作品を購入するというのも賢い利用方法です。
聴き放題対象のおすすめジャンル
Audibleの聴き放題プランを最大限に楽しむなら、特に充実しているおすすめのジャンルから聴き始めるのが良いでしょう。
まず、文学・フィクションのジャンルは非常に強力です。村上春樹作品の独占配信や、歴代の本屋大賞受賞作など、話題の作品が数多く揃っています。また、プロの俳優や声優による臨場感あふれる朗読は、物語の世界に深く没入させてくれます。
次に、ビジネス・自己啓発のジャンルも人気です。通勤時間などを活用して効率的にインプットしたいビジネスパーソンから高い支持を得ています。
さらに、Audibleでしか聴くことができないオリジナルコンテンツ「オーディオファースト作品」も見逃せません。人気作家がAudibleのために書き下ろした新作を音声で先行して楽しめる、特別な体験ができます。
オーディブルで読めるジャンルごとのおすすめ作品については「Audibleの名作を厳選!ジャンル別おすすめオーディオブック」も参考にしてみてください。

audible 聴き放題ではない仕組みを理解しよう
- Audibleの全タイトルが聴き放題ではない
- 「聴き放題対象」と「聴き放題対象外」の2種類が存在する
- 対象外作品は月額会員でも別途購入が必要
- 聴き放題にならない理由は出版社や著者の意向
- 見分け方は「聴き放題対象外」タグの有無で確認
- 契約更新により聴き放題が終了する場合もある
- 日本語作品の多くは聴き放題対象
- 聴き放題対象の作品数は約20万点以上で豊富
- 会員は対象外作品を30%割引で購入可能
- この割引は無料体験中でも適用される
- 単品購入した作品は退会後も聴き続けられる
- 聴き放題作品は退会すると聴けなくなる
- 小説やビジネス書など人気ジャンルが充実
- 有名俳優や声優による高品質な朗読も魅力
- 仕組みを理解してAudibleを賢く活用しよう